高野山 別格一乗院
今回お世話になった宿坊です。宿坊を初めて利用しました。別格ってなに?
寺格(じかく)といい、高野山真言宗の寺院の格式があります。- 総本山
- 大本山
- 遺跡本山(ゆいせきほんざん)
- 別格本山
- 準別格本山
- 別院 - 1.直属別院、2.公共別院、3.特別別院
- 一般寺院教会
宿坊で気を付けること
宿坊は都会の生活とは違い、時刻とともに自然な流れで過ごします。夕方に夕食をたべ、夜は寝て朝は起きます。
考えてみると今の生活は夜に夕飯を食べ、夜遅くに寝て、朝起きます。
休みなら朝ではなく昼起きるかもしれませんね。
自然の流れに沿って修行と生活をしているお坊さんのお邪魔にならない様に、騒いだりすることや時間を守らない事は控えましょう。
宿坊到着
17時にチェックイン。 玄関先でお坊さんから塗香を頂き、手に塗ってお清めをしてから入ります。気に入った方への販売もしていました。
お部屋に通される間に、説明を受けます。
お風呂の時間・門限・朝の勤行の説明を受け、希望者は写経や阿字観で瞑想体験を受け付けるそうです。
夕飯の時にのお飲み物のオーダーも受け付けてくださります。
お夕飯は17:30・朝ごはんは7:30からとなりました。
お部屋
今回のお部屋はバリアフリーでトイレ付でした。掃除も行き届いていてとても綺麗です。お布団も良いお布団を使っていたので寝心地も良かったです。金庫もあるので安心です。
お風呂
シンプルですが広いお風呂でゆっくり入れました。高野山の水を沸かしているのでなんだか神聖な気分になります。
御朱印
受付で御朱印もお願いできます朝の勤行
6:20に本堂に集合し、6:30から約1時間、朝の勤行をします。誰でも無料で参加でき、勤行の終わりには高野山で一番美しいと言われている本堂内を見学できます。確かに素晴らしい本堂でした。
一乗院のお庭・お部屋
自由に見学してよいお部屋は襖が空いているのでご自由に見学くださいとの事でしたので、見学させていただきました。お庭の手入れが行き届いており、苔むす庭園の池には錦鯉と真鯉が泳いていました。
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お食事 一乗院の精進料理
高野山の精進料理はお客様をもてなす料理のため、質素なものとは違います。通常はお部屋で頂きますが、複数家族で訪れましたのでお食事処を別途設けていただきました。通されたお部屋には「生物学者の南方熊楠(みなかた くまぐす)の肖像画」が飾ってあり、襖絵も素晴らしいものでした。
天ぷらや土瓶蒸し等の様なメインのお料理は、食事のタイミングを見計らって配膳してくださるので、暖かいものは暖かい状態で頂く事ができます。
全体的にお出汁が美味しく素晴らしい食事でした。
思い出すごとに一乗院の精進料理が食べたいと思います。
高野山ではお酒の事は「般若湯」といい「般若=仏様の知恵」なので飲んでいいそうですよ。
お料理の内容を書きたい所ですが、野暮ってものなので写真コレクションを載せます。
1日目の夕飯
2日目の朝
2日目の夕飯
3日目の朝
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